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【ラン】サロマまで(6)

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さて,午前5時,13時間の長い道のりをゆるゆるとスタートです。 特に気負った感じもなく,とにかくゴールを目指して前進するほかありません。 スタート直後から右足の甲に違和感があり,シューズの紐を調整するがあまり変化なし。  スタートから折り返し先の25キロくらいまで高校同期のO君としゃべりながら並走。とにかく後半に向けて抑えて走っているつもりだったのでキロ6:30から7分くらい。 結局,それぞれトイレに入るため、25キロくらいでお互いの健闘を祈ってエールを交わしつつ,別々に。ここからはゴールまでチームメイトとはお別れ。  右足甲の違和感はずっと変わらず、トイレで止まった時に紐を調整したが特にきついというようではなかった。ベロの当たっているところも確認したけれどシワなどは寄っていない。 40キロくらいのところで湖岸の道路に降りる。ここは幅が広くて規制されているので快適。 フルマラソンの距離にタイマーが置いてあって、ラインが引いてあるのだけれど、そこでのタイムは4:45。前半のペースはもう少し早くても良かったと思った。 遅いとかえって疲れてしまう。フルの距離を走りきった時点では同じ月の初めに千歳JAL国際マラソンを走りきった時より疲労度が高かった。  フルの計時ラインを過ぎて少し行くとまた規制のない道路に戻る。 疲労はさほど感じないが脚は重い。 次は後半のお話。 ↓クリックしていただけるとはげみになります。 にほんブログ村

【ラン】サロマまで(5)

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つづき。やっとスタート地点までたどり着きますよ。 翌朝は2時起き、3時にタクシーでスタート地点の湧別まで小一時間ほどの移動。段々と薄明るくはなるものの、霧も濃く雲も厚い天気。気温は何度かわからないけど、黙っていると寒かった。 スタート地点の湧別町スポーツセンターには多くのランナーが集まっていました。 体育館で支度を済ませ、個人で参加していた高校時代の友人と20年ぶりくらいにこんな場所で再会。同じ職場で仕事仲間だったウルトラ女子日本代表、サロマ優勝経験者の藤澤さんともエール交換。彼女は今年も表彰台に上がってました、スゴイなあ。 4時過ぎ、トイレを済ませて、スタートラインに並ぶ。同窓の大根小野くんや、彼の友人のエダマメ君らと同じあたりに並んだが、彼ら有名人なのであちこちから声がかかっていたなあ。着ぐるみでランナーを応援しながら走ってくれていました。100キロ普通にこなすだけでも大変なのに、全身着ぐるみとはスゴイ。 スタートの5時近くになっても気温はさっぱり上がらず、日の出の時刻を過ぎても太陽は雲の中。ウインドブレイカーがないと寒くていられない。結果としては、今年は暑くないサロマだったようで、完走率も高かったとのこと。そういえば、そのせいで想定よりメダルが足らず、後から郵送で受け取ったランナーもいたとか。 次はやっとスタートできそう、つづきます。

【ラン】サロマまで(4)

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さて,サロマ湖100キロマラソンの話の続きです。 最終的には、6時間50キロ走が一番長い練習になりました。 本番も、距離に対する不安はなかったです。 気温が高くなければ何とかなりそうだという手応えはありました。 まあ、実際に気温が低かったので良かった、それだけのことなのかもしれませんが、結果としては良かった。 レース前日はランニングクラブの諸先輩に帯同し、(今回は移動、応援、情報など全てにおいて本当にお世話になりました)遠軽町で一泊。 先輩方は下見を兼ねて車をゴールに置くため、そして斉藤商店でウニを買うために,夕方常呂へドライブ。自分を含め何人かは宿で休養。今回は初めてのサロマということもあり、とにかく徹底して保守的に準備しました。この時の休養もそう。なるべく体力を消耗しないようにしていました。 そうそう,補給の準備。サロマでは一般ランナーもスペシャルドリンクエイドがあるので、ダイソーの蓋つきコップに、ジェルとサプリを詰めたものを2つ、最後の80キロエイドでは、炭酸を抜いたコーラも。ちゃんと80キロまでたどり着かないと。80キロエイドの容器に1万円入れておけば這ってでもたどり着けるかもしれませんな。 今回の補給計画は、暑くなってエイドに置いてある固形物を受け付けなくなった時のことを考え、最低限ジェルとサプリで乗り切るという考え。10キロごとにショッツとアミノバイタル。 ウエストポーチには次のスペシャルまでの分のアミノバイタルとジェル,塩熱サプリの錠剤。それとお守り代わりの鎮痛剤。みなさんロキソニンを愛用しているみたいだけれど,昔これで薬疹が出たことがある(本当の原因は不明)ので,タイレノールを持参。それとラップ表。ギリギリランナー用のとにかく13時間の制限時間に間に合わせるためのセッティング。 夕食は買い出しの弁当と斉藤商店のうに。ウニ美味しかったなあ。ビールを飲む人もいたが、自分は体力温存でこの日は禁酒。 9時くらいには床につきましたが、なんとなくウツラウツラはするものの、熟睡するまでには至らず起きる時間に。 次回はやっとスタート地点です。   ↓クリックしていただけるとはげみになります。 にほんブログ村

【ラン】のむとおそくなる? アルコールとランニング

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ランニングの後のビールが楽しみでしょうがないランナー,多いと思います。 私ももちろんそのひとりです。でも,飲んだらランニングのパフォーマンスに影響するのではと感じることも。  worldrunning.com に,ランニングに及ぼすアルコールの影響という記事がありましたので,紹介します。自分のためのメモでもあります。(我が家の壁には「のむとおそくなる」という戒律が掲示されていますが,やっぱりのんじゃいますよね)  ***  「何事も適度が良いこと」   心疾患や骨粗しょう症,アルツハイマー病予防に適度のアルコールが良いというエビデンスは増えています。でも,ランニングのパフォーマンスにはどのように影響するのでしょう。  「アルコールが走るときに引き起こす影響」  ・脱水 アルコールには利尿作用があります。それに加えてランニングで汗をかくと脱水症状を起こすリスクがあります。これを防ぐにはアルコールを飲むたびに水を飲みましょう。  ・睡眠に悪影響 飲んで寝ると爆睡するけれど,睡眠導入部の段階をすっ飛ばしてしまうので,早く目が覚めて目が冴えて結果として寝不足になってしまいます。  ・動きが鈍くなる アルコールは反射神経を鈍くするので,路面の凸凹をよけるのが下手になるとともに,怪我のリスクが増加する。  ・糖質を摂りたくなる 飲みすぎると,肝臓がグルコースを作る能力が低下するので,ジャンクフードのような糖質を摂りたくなります。  ・エンプティカロリー アルコール自体には7kcal/gのカロリーがありますが,有効な栄養としては使われずに,お腹の周りの脂肪となって蓄積されます。  ・心拍数の上昇 アルコールは心拍数を増加させて,血圧を上げます。そういう状況でトレーニングすると,脳卒中や心臓発作のリスクを増加させます。  ・筋肉の問題 酒を飲みすぎると男性ホルモンの量に影響して,筋合成の効率が悪くなります。 ・回復が遅くなる アルコールの一番の悪影響は肝臓に負担をかけて,トレーニングで消耗した体力の回復が遅くなることです。  The American College of Sports Medicineによるガイドラインでは,「急激なアルコールの摂取は,運動能力の向上には繋がらず,パフォーマンスレベルの低下を引き起